紅葉が境内を彩る
足利尊氏ゆかりの寺院
かやぶきの本堂 赤くそまる紅葉
足利尊氏ゆかりの歴史を感じる寺院
西暦993年、正暦4年頃に地蔵菩薩を本尊として光福寺がこの地に開創されたと伝わっています。
その後時代が流れ、鎌倉時代末期にこの地を所領していた上杉氏の菩提寺となり、その上杉氏の娘が男の子をこの地で出産、その子が後の室町幕府初代将軍足利尊氏であると伝わっています。
西暦1338年、暦応元年、将軍に就き室町幕府を開いた足利尊氏は元弘の戦乱以降、亡くなった多くの戦没者の霊を慰めるために各地に安国寺を建立、自身の生誕地である光福寺も丹波の安国寺として諸国の安国寺の筆頭におきました。
その後南禅寺より呼んだ天庵妙受禅師を始祖として多くの寺領を有し大寺院となりましたが、江戸時代中期までに大半を押領され塔頭・支院は減少したが現在も多くの重要文化財、府市の指定文化財、重宝などを蔵する歴史深い寺院です。
現在も足利尊氏の産湯の井戸や、尊氏、その妻、尊氏の母のお墓もあり、参道と境内には多くの紅葉が秋には赤く染めます。綾部でも有数の紅葉スポットで毎年11月の中旬には「安国寺もみじ祭り」が開催されます。
施設情報
施設名 | 景徳山 安国寺 臨済宗東福寺派 |
住所 | 京都府綾部市安国寺町寺ノ段1 |
電話 | 0773-44-1565 |
サイト | https://www.ayabe-kankou.net/tourism/ayabe-ankokuji.html |
拝観時間 | 規定なし(内拝は要確認) |
拝観料 | 無料(内拝は要志納金) |
駐車場 | あり(普通車20台程度) |
備考 | 11月中旬に「安国寺もみじ祭り」を開催 |
地 図