錦木会席 6,000円(消費税・サービス料込み)
銀杏の黄色、モミジの紅色、木々は色づき日ごとににぎやかさを増していきます。
日本料理では古くから秋の紅葉を御膳の上に表現してきました。
この錦木会席ではその古くからの伝統を多く取り込み、様々な行事の御席を秋色に染めるお料理をお出しします。
ご来店からお帰りになるまで日本の秋、日本料理の秋をお楽しみください。
※内容は天候や仕入れによって異なることがあります。
※無料送迎サービス(最少ご予約人数)4名様以上~
お料理を詳しく...
先付け
果物として食べることの多い柿を定番の白和えで提供します。里芋の実である零余子を彩りと味わいの役割で合わせて仕上げます。
煮物椀
秋の出会い物「松茸と鱧」をシンプルなお椀に仕上げます。夏が旬と思われがちの鱧ですが秋こそ脂がのって美味しくなります。そんな松茸と合わせる季節の鱧を秋鱧と呼びます。
御造里
これから冬にかけて美味しくなるヒラメは昆布締めにして寝かせることで旨みを引き出します。さらに歯応えの楽しい間八と、格子状に包丁を入れた秋烏賊を炙って盛り合わせます。
油物
プリプリのエビを叩いて荒いしんじょうにしスライスした蓮根で挟んでじっくりと揚げて天ぷらにします。ホクホクの厚切りのさつまいもとししとうを添えてご提供します。
蒸し物
しっとりとした鯛と京都府南丹市美山町で作られている京都産大豆の湯葉を合わせ、たっぷりの栗をのせて蒸し上げる秋の代表的な蒸し物料理「丹波蒸し」をご用意します。温かい一番出汁のあんかけ、素朴な栗、しっとりとした鯛ととろとろの湯葉、仕上げに添えられた香り高い柚子、フタを開けると広がる日本料理の伝統をお楽しみください。
焼八寸
18cm四方の器の中に秋を閉じ込めました。秋風に吹き寄せられて集まった落ち葉、そんな秋の光景を一皿の器に表現した料理を「吹き寄せ」と言います。その吹き寄せを綾部特産の鶏肉と美山の湯葉、京野菜、旬食材でご用意します。飾りに使うもみじや柿やヤマボウシの葉は10月段階ではまだ緑が多いのですが、庭の紅葉とリンクして赤く移り変わります。テーブルで季節を感じていただくための趣向です。
酢物
表面だけを炙った貝柱と炭火焼きにした万願寺甘とうを自家製ポン酢で作ったみぞれ酢和えにしてご提供します。
御飯
旬のしめじをたっぷり使って炊き込みご飯にします。
ご予約ごとに提供時間に合わせて炊き上げ、炊きたてでお出しします。
水菓子
ゆう月の会席料理のデザートとして定番のゆう月ロールは魚沼産のコシヒカリの米粉と和三盆糖を使用して焼き上げた生地でラム酒の香る黒豆のペーストを巻いたオリジナルロールケーキです。お食事の予約の際に合わせて持ち帰り用にご注文していただくくことも可能です。