錦木会席 6,000円(消費税・サービス料込み)
銀杏の黄色、モミジの紅色、木々は色づき日ごとににぎやかさを増していきます。
日本料理では古くから秋の紅葉を御膳の上に表現してきました。
この錦木会席ではその古くからの伝統を多く取り込み、様々な行事の御席を秋色に染めるお料理をお出しします。鮭や真鯛といった魚介、栗や柿といった丹波の自然の恵み、そのときに一番美味しい素材、その旨味を損なうことなくご提供します。
ご来店からお帰りになるまで日本の秋、日本料理の秋をお楽しみください。
※内容は天候や仕入れによって異なることがあります。
※無料送迎サービス(最少ご予約人数)4名様以上~
お料理ギャラリー
先付け
ゆう月から車で約5分、すぐ近所で湯葉作りを専門にしている井上商店さんの出来立て汲み上げ湯葉です。大豆の味わいを存分に感じられる柔らかな湯葉に、醤油を出汁でわりとろみを持たせた醤油餡とすりおろし生姜を添えてお出しします。
煮物椀
食感を残して荒く叩いた海老のしんじょうと旬のキノコ、菊菜を盛りたっぷりと菊の花びらを散らせた香りのいいお吸い物です。
御造里
これから冬にかけて美味しくなるヒラメは昆布締めにして寝かせることで引き出したヒラメ本来の旨みに昆布の旨みをプラスしてお出しします。さらに味わい豊かなマグロ、表面を炙ってすだちの香りをまとわせた帆立貝柱を盛り合わせます。
油物
旬のサンマを変わり天ぷらでご用意します。おろしたサンマに大葉、梅肉を合わせて巻き、じっくりと揚げて天ぷらにします。脂ののったサンマをレモン塩でさっぱりとお召し上がりいただきます。
蒸し物
柔らかな身と独特の味わいが特徴の甘鯛に大黒本しめじ、百合根を添え、たっぷりの栗をのせて蒸し上げる秋の代表的な蒸し物料理「丹波蒸し」をご用意します。温かい一番出汁のあんかけ、素朴な栗と柔らかな甘鯛、仕上げに添えられた香り高い柚子、フタを開けると広がる日本料理の伝統をお楽しみください。
強肴
15cm四方の箱の中に秋を閉じ込めました。秋風に吹き寄せられて集まった落ち葉、そんな秋の光景を一皿の器に表現した料理を「吹き寄せ」と言います。その吹き寄せを綾部特産の鶏肉と京野菜、旬食材でご用意します。飾りに使うもみじや柿やヤマボウシの葉は10月段階ではまだ緑が多いのですが、庭の紅葉とリンクして赤く移り変わります。テーブルで季節を感じていただくための趣向です。
酢物
ゆう月のお刺身の定番である真鯛の炙り、今回は酢物でお出しします。通常硬くてそのままでは食べられない皮炙って身とともに食べられるようにし、昆布締めにしてさらに旨みを凝縮します。シャキシャキの水菜を合わせ自家製ポン酢で作ったみぞれ酢をかけてご提供します。
御飯
お食事には綾部市の隣町、京丹波町特産の丹波しめじや大黒本しめじの炊き込みご飯をご提供時間に合わせて炊き上げ、炊きたてでお出しします。
水菓子
ゆう月の会席料理のデザートとして定番のゆう月ロールは魚沼産のコシヒカリの米粉と和三盆糖を使用して焼き上げた生地でラム酒の香る黒豆のペーストを巻いたオリジナルロールケーキです。お食事の予約の際に合わせて持ち帰り用にご注文していただくくことも可能です。