松葉蟹|Snow crab
11月から冬の間、日本海で幅広く水揚げされるずわい蟹。
しっかりとした甘み、柔らかな身、
満足感の強い旨味があり、ぜひ食べたい冬の味覚です。
水揚げされる地域によって名前が変わり、
京都・兵庫・鳥取・島根からなる山陰地方では「松葉ガニ」
福井県では「越前ガニ」と呼ばれます。
さらに細かく、「間人」「津居山」「舞鶴」など漁港ごとにタグがつけられ
ブランドガニとして取り扱いされています。
ゆう月でも11月から3月まで、舞鶴産を中心とした松葉蟹を仕入れ、
蟹すき鍋コースや蟹づくし会席をご用意しています。
鰤|Yellowtail
言わずと知れた冬の魚定番で全国各地で水揚げされますが
特に北陸、富山県の氷見港が有名です。
脂が乗った柔らかな肉質が特徴で、お刺身でも焼いても煮ても美味しい魚です。
ゆう月でも冬の間、会席料理では月替わりで鰤料理をお出ししています。
12月にはお刺身、1月と2月には焼き物で照り焼きや味噌漬けをご用意し、
鍋料理でも鰤のしゃぶしゃぶをご提供しています。
聖護院かぶら|Turnip
京の伝統野菜にも指定されている京野菜で、
1個あたり4〜5キロにもなる大きなかぶです。
発祥はその名の通り京都市左京区の聖護院、
江戸時代に現在の滋賀県から近江かぶを道帰った農家が
聖護院で栽培を始めたことから定着しました。
その後、改良が重ねられ聖護院かぶらが生まれました。
ゆう月では、伝統料理の蕪蒸しや菊花かぶらなどでご提供します。
京菊菜|garland chrysanthemum
11月から3月が旬の’京野菜で、春菊という名が馴染みあるのではないでしょうか?
程よい苦味と甘味が共存し鍋野菜としては定番です。
カロチンの含有量が多く、ビタミンC、カルシウム、鉄分なども豊富な、
栄養価の高い野菜です。
ゆう月では鍋料理以外にも、
会席料理でおひたしや炊きたてご飯と混ぜる菊菜御飯などをご用意します。
京水菜|Mizuna
平安時代から京の都周辺で栽培されてきた京野菜です。
アクやクセが少なく生でも食べられることから
今ではおばんざいや京料理以外に和洋問わず様々な料理に使われています。
また、肉の臭みを消す働きもありしゃぶしゃぶなど
肉系の鍋料理にも重宝されています。