若宮酒造［京都府綾部市］

米どころ綾部が誇る酒蔵

若宮酒造株式会社は京都府綾部市にある酒蔵で、料亭ゆう月から車で15分ほどで行くことができます。創業は大正9年（1920年）で100年以上になる歴史ある酒蔵です。若宮酒造という名前は同じ綾部市内にある若宮神社の宮水でお酒を仕込み始めたことから、それまでの三丹酒造から改名して若宮酒造となったようです。

綾部を表すお酒「綾小町」

綾部の若宮酒造のお酒だから「綾小町」まさに綾部を代表する地酒としてゆう月で提供できることを誇らしく思っていますが、若宮酒造さんによると綾小町の名前の由来はそれだけではないようです！綾部という町は古くより養蚕業が盛んでした。グンゼの創業地が綾部であることでもそれがわかりますね！当時のグンゼの工場の働き手は主に女性「工女さん」と呼ばれていたそうです。そんな機（はた）を織る優しく、美しい女性のイメージも「綾小町」に現れているそうです。

お酒造りに適した井戸水

酒造りに最も大切なものは水と若宮酒造さんはおっしゃっています。綾部は京都でも有数の米所として知られています。お酒の原料はお米、米どころでいいお酒ができるのは必然なのです。「綾小町」の高貴な味わいと芳醇な素材を活かせる水がこの綾部にはあります。それが「綾小町」が多くの支持を受ける理由なのです。

丹波 但馬杜氏のハイブリッド

現在杜氏を務める木内康雄社長はビールメーカー勤務を経て、静岡の実家の家業の縁があって若宮酒造さんを継がれたそうです。旧丹波国（京都兵庫の中部 綾部や京丹波 亀岡 篠山など）を拠点とている丹波杜氏と兵庫県北部を拠点とした但馬杜氏、それぞれから技術を学びミックスさせてできるお酒が今の若宮酒造の「綾小町」なのです。

純米原酒 綾部の四季［若宮酒造｜綾部市］

700円（税サ込）

穏やかな香りを感じながら口に含むとキリッとしたスッキリ感を味わえます。酸味は控えめなので俗に言われる辛口の日本酒をご希望の方におすすめです。

おすすめ料理：煮物椀  焼き物  鍋物

施設情報

地 図